協同組合について

安全な水産物を提供する責任を担い、ふるさとの水産業復興を果たしたい。

 相馬双葉地域の漁業は東日本大震災によりほとんどの施設、設備が流失し、まさに壊滅的な被害を被りました。その上、東京電力(株)福島第一原子力発電所の事故により放射性物質が海洋に流出し、水揚げされた魚介類の安全性が確認されている今もなおその風評を完全に拭い去ることはできておりません。

 当組合はそのような状況にある地元水産物の加工、流通等を復興させるべく、相馬双葉漁業と仲介業者、及び水産加工業者が集結し、平成27年11月12日に設立した事業協同組合です。水揚げから加工、流通まで漁業に携わる一人ひとりが責任を担い、安全の管理と、鮮度・品質の向上に取り組んでいく。地域を挙げた新しい水産加工流通システムの構築により、震災以前の姿を取り戻すだけではなく、未来に向けてより一層の発展を目指してまいります。

 “絶対に安全な商品しか出荷しない”-その約束こそが、全てを奪われ、重荷を背負うことになったあの日からこれまで、不幸を応援し続けてくれた皆様い対する恩返しであるという決意を込めて。

相馬市磯部地区水産物流通加工業協同組合

(通称:磯部加工組合)

組合概要

名称 相馬市磯部地区水産物流通加工業協同組合(通称:磯部加工組合)
所在地 福島県相馬市磯部字大迎1126番地
電話番号:0244-33-5111
施設名 相馬市磯部水産加工施設(相馬市復興交付金事業)
  • 水産加工施設/鉄筋コンクリート造+木造2階建
  • 付属施設/鉄筋造 平屋建
参画事業者 有限会社 丸太水産、有限会社ヤマサ水産、有限会社 押田商店、有限会社 岩崎商店、中澤水産有限会社相馬魚類株式会社、相馬双葉漁業協同組合
設立 平成27年11月12日登記(平成27年10月26日認可)
出資金 10,000千円
役員

理事長   島 寿雄(有限会社 丸太水産 代表取締役)

副理事長  立谷 寛治(相馬双葉漁業協同組合 代表理事組合長)

理事    佐藤 正憲(有限会社 ヤマサ水産 代表取締役)

理事    押田 剛(有限会社 押田商店 代表取締役)

理事    中澤 正邦(中澤水産有限会社 代表取締役)

理事    加藤 邦喜(相馬魚類株式会社 代表取締役)

監事    岩崎 英明(有限会社 岩崎商店 代表取締役)

監事    狩野 一美(相馬双葉漁業協同組合 副組合長)

相談役   松野 豊喜

アクセス

交通案内

 ■ 相馬駅からタクシー 約14分

 ■ 相馬ICから     約13分

絶対に安全な商品しか出荷しない

 平成24年6月 震災後初めての漁は、海域を限定し、魚種を3種類に指定した試験操業から再開されました。

 それは、「福島の漁業の灯りを消してなるものか」という私たちの想いでもありました。

 また、こうした定期的な試験操業と放射性物質等のモニタリングを継続して行うことが、「信頼の証」につながり、やがては「常磐物」として東京築地でも一目置かれていた相馬双葉の海産物として復活し、もっと安心して食べていただけるよう、一層の努力を積み重ねていきます。

品質・衛生管理

 加工工程後、外気に触れることなく冷凍保管を可能にすることで菌の増殖を抑制し加工品の鮮度を保持します。

 また、「抗菌床」「紫外線殺菌装置」により、製品の品質、衛生管理に努めています。

耐熱性抗菌床仕様
  • 煮釜室
  • 乾燥室
  • つぶ貝/ホッキ貝加工室
抗菌床仕様
  • 連絡通路
紫外線殺菌装置・監視カメラ
  • 煮釜室
  • 乾燥室
  • 梱包/検査室

安全の検査体制

 工場から出荷する製品すべてに、非破壊式放射性セシウム濃度測定装置による測定を実施しています。

 国の基準値(100ベクレル)より更に厳しい独自基準値(50ベクレル)を設定し、独自の基準値を上回る製品は出荷しないことを遵守し、徹底した検査体制を継続しています。

 また、異物混入等への対策として、加工場に監視カメラを設置し、更に金属探知機による最終チェックも行っています。

非破壊式放射線セシウム濃度測定装置
  • 梱包/検査室
金属探知機
  • 梱包/検査室